FC2ブログ
2019年11月/ 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月

2008年01月13日(日)

「トマト」のひみつ 




トマトは長らく独自の属(トマト属 Lycopersicon)に分類されてきましたが、90年代ごろからの様々な系統解析の結果、最近の分類ではナス属(Solanum)に戻すようになってきています。
学名もSolanum lycopersicumとするようになっています。


種類としては、農林水産省の品種登録データベースによれば、100種を超えるトマトが
登録されています。

色による分類ではピンク系と赤系に大別されます。
ピンク系トマトの果実はピンク色を呈し、赤系トマトの果実は濃い赤やオレンジ色を呈します。
海外では多くの品種が赤系トマトでありますが、国産の品種は生食用として栽培されるものは ピンク系のものが殆どであり、加工用品種、台木用品種やミニトマトに赤系のものが見られます。

果実の大きさによる分類では大玉トマト、中玉トマト(ミディトマト)、ミニトマトに分類されます。
大玉トマトの果重は200g以上、ミニトマトの果重は20~30g程度で、この中間的な果重となるものは中玉トマトと称されます。
ただし、栽培方法によって果重は変化し、水を極力与えず高糖度化をはかると大玉の品種も果実が小さくなります。
小さく甘みの強いフルーツトマトとは、高糖度化をはかったトマトの事で、品種名を示すものではありません


~トマトと健康とのかかわり~
赤系トマトには、抗酸化作用を持つとされる成分リコピンが多量に含まれています。 
他の野菜類と同様に、トマトはビタミンCを多く含みます。
また、リコピンは1995年に『がん』予防の効果が指摘されて以来、注目を集めるようになりました。
これはハーバード大学のGiovannucci らの研究チームが4万5千人以上の医療関係者を対象に6年間のコホート調査を行った結果から、さまざまな形態のビタミンAを含む食品の中でも、イチゴと並んで、トマト関連食品3種(トマト、ピザ、トマトソース)が前立腺がんの罹患率の
低さと相関しているとしたものです。
その後、さまざまな関連研究の引き金ともなりました。


さて、トマトは野菜でしょうか?果物でしょうか?
1793年当時、アメリカは輸入の際、果物には関税がかからず、野菜には関税が課せられていました。このため、トマトの輸入業者は、税金がかからないようにと「果物」と主張しました。
これに対して農務省の役人は「野菜」だと言い張りました。
両者は一歩も譲らず、さらに果物派に植物学者も加わり、論争はエスカレートしました。
とうとう最高裁判所の判決を仰ぐことになってしまいました。
 
判決は「野菜」。
裁判長はずいぶん悩んだと思われますが、判決文には「トマトはキュウリやカボチャと同じように野菜畑で育てられている野菜である。
また、食事中に出されるが、デザートにはならない」と書かれました。


スポンサーサイト



EDIT  |  15:21 |  ★「トマト」のあれこれ  | TB(0)  | CM(1) | Top↑

Comment

●承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
 |  2010.08.11(水) 18:15 |  |  【編集】

コメントを投稿する

URL
コメント
パス  編集・削除するのに必要
非公開  管理者だけにコメントを表示
 

Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME |